我が家でお茶といえば、一番にコーヒー、二番は紅茶です。 いただき物の日本茶の葉っぱはあるし、お客様用に急須と茶碗も準備はしてありますが、使うのは市内に住む夫の母や、他県に暮らす私の父母が遊びに来るときくらいです。なかなか出番がなく、茶箪笥の中の飾りとなる時間の方が長いだろうと予想して、華やかなものを選んでいましたが、まさにその通りになっています。 ところが、先日隣県の窯元に出かけた際、夫が湯呑茶碗を気に入ったと言い出しました。作家物で、確かに素敵だったのですが、普段日本茶を飲まない私達夫婦にとっては、ちょっと贅沢すぎる金額だったため、購入するのは諦めました。 しかし、もしも買っていたら、その茶碗を使いたいがために日本茶を飲む機会が増えたかもしれないと、今さらながら思っています。 インスタントのコーヒーや、ティーバッグの紅茶に比べ、急須で淹れる日本茶は少々面倒で、洗い物も増えてしまいます。しかし、お気に入りの道具を選べば、その手間も愛しく感じるものなのかもしれません。